🏠 1. 実際にあった泥棒被害と現場から見える共通点
「家に泥棒が入った」「窓が割られていた」――
現場に駆けつけると、ほとんどのケースで侵入経路は“窓”です。
特に、掃き出し窓や玄関横の欄間などは狙われやすく、わずか数十秒でガラスを破って侵入されてしまいます。
さらに、防犯性の低いガラスが使われていると音を立てずに簡単に割られてしまうケースも珍しくありません。
🪟 2. 防犯ガラスとは?
防犯ガラスとは、2枚のガラスの間に特殊な中間膜を挟んだ構造を持つガラスです。
この中間膜があることで、割れても破片が飛び散らず・貫通しにくいため、泥棒の侵入を「時間」で防ぐ効果があります。
侵入までの時間が5分以上になると、約7割の泥棒が諦めるというデータもあるほどです。
🔒 3. 防犯性の高いガラスを選ぶポイント
泥棒の“嫌がる家”に共通しているのは、「割りにくい・侵入しにくい」窓構造です。
防犯ガラスを選ぶ際は、以下のポイントを押さえておきましょう:
- ✅ 中間膜の厚さが0.76mm以上あるタイプを選ぶ
- ✅ 網入りガラスよりも「合わせガラス」を選ぶ
- ✅ 鍵まわり(クレセント錠)と併せて対策を検討する
💡 特に「防犯合わせガラス」は、侵入までに時間がかかるため、犯行をあきらめさせる効果が非常に高いです。
💡 4. 防犯対策で「窓まわり」を見直すコツ
実際の現場で多いのは「ガラスだけでなく、周囲の環境」も原因になっているケースです。
- 🌿 草木が目隠しになっていて侵入しやすい
- 💡 昼間でも暗く死角になっている
- 🔓 鍵が古く、簡単にこじ開けられる構造